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女性のココロをつかむメールの書き方

では、どういうメールにすれば、女性のお返事をいただけるのでしょう?
そして、メール交換を長続きさせることができるのでしょう?

以下にまとめたものは、女性の方のご意見をふまえた、
「女性のキモチをつかめるメール」のポイントです。
男性の方は、女性の方にメールを書く時は、ぜひこれらのことを意識して書いていただきたく思います。

興味深いことなのですが、当コラムは、ちゃーみー@チャーミーラブ管理人(女性)が書きました。

それに対し、前コラム「メール交換をスタートした後、どうして返事が来ないの?」は、チャーミーの男性スタッフが書いたものなのですが、同時進行でお互い特に打ち合わせしたワケではありません。

しかしながら、非常に似た内容の文面が見受けられます。
二人とも様々な出会いサイトでの実践経験がありますので、恐らくこれはどこの出会いでも共通なのではないかな?と思います。ご参考まで。

ココロをつかむメール1:「私」に関心を寄せているメール
女性は基本的に、自分に関心を寄せてもらうのが好きです。
極端な話、自分に好意を持ってくれる相手に対しては、
たとえ、多少理想と違っていても、なんとなく意識するようになり、
やがてそれが好意、あるいは恋愛感情へと発展することが少なくありません。

「周りにいる人まで元気になれそうな、○○さんの明るいキャラクターがいいな、と思ってます」
「僕は、○○さんが好きな△△(趣味など)についての経験はないけれど、
興味は持っていました。良かったらいろいろ話を聞かせてもらえませんか?」

これらはあくまでも一例ですが、とにかく、相手の女性に
「あ、この人は私に興味を持っているんだな」と思わせるメールが書ければ成功です。

だからといって、住所や電話番号、職場の所在地などに関しては、よほどメール交換を長期にわたって続け、オフラインで会うほどに仲良くならない限り触れるべきではないのは、先にご説明した通りです。

ココロをつかむメール2:キモチ・気遣いがあるメール
例えば、チャーミーラブでOKのお返事をいただいて、システム利用料を払い込みして、初めて送るメールで、ありがちな例です。
「チャーミーラブでOKをいただいた○○です」と名乗るのは良いのですが、その後1行空けただけで、もう本文(それも自分のことばかり)が始まっているメール。

それがイケナイというわけではないのですが、もし2人の方から同時にメールをもらったとして、もう片方のメールの方は、
「チャーミーラブでOKをいただいた△△です」に続いて、
「メッセージ、どうもありがとうございました。○○さんの負担にならないよう、
楽しくメール交換していけたら、と思っています。よろしくお願いいたします」

と、お礼の言葉や気遣いの言葉が書かれていたとしますと、間違いなく、後者の方が好感度が高いでしょう。

何度も申し上げるようですが、女性は自分のことを気にかけてもらうのが大好きです。
関心を寄せてくれる、
気を遣ってくれる、
自分の話を聞いてくれる、
それらの態度をはっきりと表(メール文面上)に表してくれている、
そういう相手に、女性は歩み寄っていくものなのです。

最悪なのは、自分がシステム利用料を支払ったからといって、尊大になっているメール。
「金払ったんだからメールよこせよ」と言わんばかりの雰囲気が伝わってくるようなメールには、女性は返事をする気持ちにはなれません。

ココロをつかむメール3:話題を提供してくれるメール
ここでいう「話題」とは、女性が自分から話すネタ、のことです。
男性は、自分のことをツラツラ書くことによって話題を提供している、とカン違いしがちですが、女性に言わせれば「ふーん、そーなんだ、よかったね」で終わりです。
くどいようですが、ここをよく肝に銘じてください。

では、女性に何か尋ねるような口調で書けばいいんだな、と思ったアナタ、半分正解ですが、半分は不正解です。ただ尋ねるだけでもいい場合と、尋ねるだけではダメな場合があります。

ただ尋ねるだけでもいい例は、例えば相手の女性の趣味のことなど。
相手の女性がいろいろ語りたくなるような方向に持っていきましょう。

例えば、こんな表現で。
「○○さんの趣味は△△ということですよね。
僕は今まで△△について全然知らなかったのだけど、
どういうものだろう、ととても興味を持ちました。
良かったらどんなものなのか教えてもらえませんか?」

少々上級テク?ともいえますが
「あなたがやっている趣味だから、僕は興味を覚えたんです」というニュアンスが出せたら最高です。
ですが、これはあくまでもニュアンス。
そのままズバリ書いてしまっては、かえって偽善的です。

さて一方、尋ねるだけではダメな場合とは、
「人にそういうこと聞くんだったら、先に自分がどうか、ってことを話すのが礼儀でしょ」と思われるケースです。
例えば、住んでいる地域のことや、仕事のことなど、比較的個人情報につながりやすい内容の話題です。

こういうことを尋ねる時は、例えば
「○○さんは東京のどの辺りにお住まいですか? 僕は江東区に住んでいて、勤め先は高田馬場にあるので、地下鉄東西線1本で通勤しています。なので、飲みにいくのも東西線沿線、高田馬場や神楽坂が多いです」
という書き方で、まず自分のことを「簡潔に」伝えましょう。
個人情報につながりやすい内容を、自分が先に伝えることで、女性は安心感を覚えます。

ただし!
忘れてはならないポイントは「簡潔に」です。
自分のことは、とにかく簡潔に書くこと!
でないと、結局「ふーん、そうなんだ、よかったね」と思われてしまいますから要注意!!

そして、簡潔に書いた方がいいもう一つの理由を、こっそりお教えしましょう。
アナタ自身のことは小出しにすることによって、女性の、
「この人のことを、もっと知りたい」という心理を引き出すことが出来るのです。
この件については、次項でもう少し詳しくお話ししましょう。

ココロをつかむメール4:押したらダメなの、引いてみよう!
自分のことばかり書かれたメールに女性が関心を示さないのは、「オレが、オレが」と自分を押し付けてこられるのを、女性が好まないからです。

女性は、相手のことを自分なりの観点で観察し、相手の良さを発見したり、「この人は、こういう人なんだ」と理解することを好みます。
発見の中で、相手への感情を育てていくのが、楽しいんですね。

それなのに初めから「僕はこういう人です、だから好きになってね」と言われるのでは、推理小説の1ページ目にいきなり「犯人は○○だ」と落書きされているようなものです。
発見する喜びを奪われてしまうばかりか、逆に「ホントにそうなのかしら?」と疑いを招く結果となります。

ならば、逆に自分自身は引いてみましょう。
前項で申し上げたように、自分を小出しにするのです。
(あくまでも「小出し」です! 全く出さないのは女性の不信感を招きます)
言いたいことが10あったら、3だけ言いましょう。
あとの7のうち、2は、サワリだけ言ってみましょう。
残りの5は、次回のメールのために取っておきましょう。

これは、言ってみれば連続ドラマの手法です。
「次はどうなるんだろう」というドキドキ・ワクワク感で、つい次の回も見てしまいますよね。
女性に連続ドラマファンが多いのも、うなずける気がします。

この「連続ドラマ作戦」を利用するなら、重要なのはもちろん、「サワリ」の部分です。
この部分に、女性が興味を覚えてくれないと意味がありません。
「それ、どういう意味ですか?」とか「どうしてですか?」といったようなリアクションが得られれば、成功です。

そのリアクションをふまえて、前回はサワリだけだった2の分を話せばいいのです。
そして、前回残しておいた5のうちの2を、またサワリだけにして・・・と繰り返していきます。

こうしたリアクションが得られるということは、女性の関心がアナタに向いてきているということ。
アナタが引くことで、逆に女性が押してくる形になるわけです。
ということは・・・アナタが押せば、女性は引いてしまう、となりますよね。

「オレのことだけ」メールが嫌われてしまう理由、おわかりいただけましたか?

ココロをつかむメール5:自分の「キモチ」だけは語ってほしい!
「オレのことだけ」のメールは嫌われてしまう、という話と、この項の表題とは、矛盾してないか? と思ったアナタ、もう少し女性心理を勉強していただきたいです。

女性が嫌う「オレのこと」とは、例えばオレの事実、言い換えれば「スペック」なのであって、オレの「キモチ」は、聞きたくて聞きたくて仕方がないのです。

恋愛経験のある男性の方なら、思い当たるふしもあるかと思いますが、女性はよく「私のこと好き?」とか「私のどこが好き?」と聞きたがるものです。

ここで「ウン」「アァ」だの「まぁ、いろいろな」などというおざなりな答えを発して、恋人の機嫌を損ねてしまった経験のある男性の方もおありかもしれませんね。

女性は、男性が想像している以上に、自分への思いを言葉にしてほしいものなのです。
一方、男性はといえば、逆に言葉にするのが照れくさいとか、そんなの言わなくても分かってるだろ、などで、なかなか思いを言葉に表さない、この男女の違いは、意外にも奥深いものがあります。

ですが・・・
口で言うのは照れくさいかもしれませんが、メールなら、相手に面と向かっているわけではないのですから、ずっとずっと気楽に言えるはず。
別に愛の告白でなくても、アナタの「キモチ」「思ったこと」を、どんどん書いていけばいいのです。

これは必ずしも、相手に対するキモチだけではなく、ありふれた日常の中でふっと考えたこと、でもかまいません。素直な感情を、素直に表現した文章に、女性はグッとくるもの、なのです。